jamming

パイロットウォッチ人気おすすめモデル15選!

パイロットウォッチとは?

f:id:hadoutaitei:20180806194848j:image

パイロットウォッチとはその名の通り、戦闘機や航空機などのパイロットの為につくられた時計です。

1903年 ライト兄弟が人類史上初の有人飛行に成功した当時、時計といえば胸ポケットに忍ばせる懐中時計が主流でした。

しかし、空に飛び立って初めて人類は気付きました。"操縦桿を握っていると懐中時計が取り出せない"と

そこでパイロット達は懐中時計を腕に巻きつける事を思いつくのです。

これがパイロットウォッチの始まりでした。

世界初のパイロットウォッチ

ライト兄弟の成功から時は流れ1936年。

現存するスイスの時計メーカー「IWC(インターナショナル・ウォッチ・カンパニー)」が"ビッグ・パイロットウォッチ52 T.S.C"を開発します。

f:id:hadoutaitei:20180806193706j:image

この時計には視認性の高い大きなケースと文字盤、そして過酷な環境にも耐え得る耐磁ムーブメントを搭載し、パイロットウォッチの方向性を決定づけた世界初のモデルと言われています。

パイロットウォッチの機能

回転計算尺(回転ベゼル)

1942年 パイロットウォッチの老舗"ブライトリング"が、世界で初めて回転計算尺を搭載した腕時計「クロノマット」を開発します。

f:id:hadoutaitei:20180806194759j:image

しかし、この回転計算尺にはまだ進化の余地がありました。10年後の1952年にブライトリングは完全なる航空用の計算尺を搭載したモデル「ナビタイマー」を誕生させます。

f:id:hadoutaitei:20180806194818j:image

この回転計算尺という機構は航空機にまだ人間の頭脳が不可欠だった頃、速度や燃料計算など、ベゼルを回すだけでパイロットに必要な情報が分かる画期的な機構でした。

パイロットウォッチ人気おすすめランキング

ラコ 861690アーヘン

f:id:hadoutaitei:20180806215045j:image

1920年代の創業以来、ミリタリーウォッチとして確かな歴史と実績を兼ね備えてきたドイツの時計ブランド"LACO"。

第二次世界大戦時にパイロットウォッチの製造により、ドイツ空軍を支えた生粋の時計メーカーが造る「861690アーヘン」は、当時のクラシカルなデザインと最新の技術を併せ持ったモデル。
シンプルな文字盤は夜行処理が施され、昼でも夜でも抜群の視認性を確保。裏蓋はシースルーバックなのでムーブメントも楽しめる。

シチズン プロマスターエコドライブ ナイトホーク

f:id:hadoutaitei:20180806215157j:image

1930年の創設の時計ブランド「CITIZEN」が、陸・海・空のあらゆるフィールドで正確な時を刻む事を目的に生み出した「プロマスター」シリーズ。

中でもこの「ナイトホーク」は、パイロットウォッチらしい無骨で無機質なデザインに、太陽光や室内の光をエネルギーとするエコ・ドライブムーブメントを採用したモデル。
一切の装飾を廃し道具に徹した男心をくすぐる1本。

G-SHOCK スカイコックピット

f:id:hadoutaitei:20180806215236p:image

もはやタフネスウォッチの代名詞となりつつあるG-SHOCKのパイロットモデル「スカイコックピット」

いつ極限状態に陥ってもおかしくないパイロットの為に、堅牢性・視認性・機能性を徹底追求。緊急時のナビゲートを支援する方位計測機能や、カシオウォッチ初採用となる国産カーボン針の採用で大型秒針を実現している。

オリエント WV0801ER

f:id:hadoutaitei:20180806215257j:image

高いクオリティとリーズナブル価格を両立する国産腕時計メーカー「オリエント」

パイロットウォッチのテイストを取り入れた「WV0801ER」は、オリエントが海外向けに展開する"ワールドステージ コレクション"にラインナップされるモデル。ブラックとホワイトのコントラストが視認性を高め、ケースは42㎜の迫力のある大きさ。シンプルで存在感のある仕上がりになっている。

ケンテックス スカイマン

f:id:hadoutaitei:20180806215325p:image

ミリタリーウォッチを中心に、国産&リーズナブルなモデルで人気を集める"ケンテックス"から、本格自動巻きのパイロットウォッチ「スカイマン」。

瞬時に時刻の確認が出来る視認性の高い文字盤や、グローブ着用時でも操作しやすい大型リューズなど、古くからのパイロットウォッチの概要を受け継ぎながら、現代的なスタイルに落とし込んだ1本。搭載する国産の自動巻きムーブメントをシースルーバックから眺める事が出来る。

タケオキクチ パイロットウォッチ

f:id:hadoutaitei:20180806215349j:image

ファッションデザイナー 菊池武夫氏が創設したファッションブランド"タケオキクチ"のパイロットウォッチ。

分速が一目でわかる文字盤や使い込んだようなレザーベルトなど、特徴的なパイロットウォッチのテイストを取り入れながら、服装を選ばないスマートなデザインに仕上げている。

ハミルトン カーキ アビエーション DAY DATE AUTO CHRONO

f:id:hadoutaitei:20180806215432j:image

1874年アメリカ創業の老舗ブランド「ハミルトン」は、現在でも"レッドブル・エアレース"のタイムキーパーを務めるなど、航空界から厚い信頼を寄せられており、中でも人気の高いのが、第一次世界大戦時に、戦場に向かう兵士の為に生まれたカーキシリーズ。

パイロットウォッチが揃うカーキ アビエーションの「DAY DATE AUTO CHRONO」は、インパクト抜群の45㎜ケースにカーフレザーのベルト。どこかクラシカルな雰囲気を纏っているモデルだが、ムーブメントはCOSC(スイス公認クロノメーター検査局)の認定を受け、高精度を誇る。

IWC パイロットウォッチ・マーク18

f:id:hadoutaitei:20180806215533j:image

徹底したクラフトマンシップで、数々の傑作を作り続けるIWC(インターナショナル・ウォッチ・カンパニー)は、1868年創業の歴史的時計ブランド。

数々の人気モデルを輩出するIWCの中でも、特に人気が高いのがマークシリーズ。実際にイギリス空軍に納入していたパイロットウォッチの代名詞「マーク11」の遺伝子を受け継ぐ「マークXVⅢ(18)」は、視認性の高いシンプルな文字盤に堅牢性なケース、更に6気圧の防水性を併せ持った人気モデル。

IWC パイロットウォッチ・オートマティック36

f:id:hadoutaitei:20180806215558j:image

古典的なパイロットウォッチの概要を受け継ぎながら、小ぶりなケースサイズを採用した「オートマティック36」

IWCのラインナップ中最小サイズとなるこのモデルは、伝説的なパイロットウォッチ「マーク11」と同じ36㎜ケースサイズを再度採用。クラシカルなデザインと相まって小ぶりで上品なデザインだが、6気圧防水と堅牢なケースは健在。

SEIKO SND255PC(逆輸入モデル)

f:id:hadoutaitei:20180806215618j:image

鮮やかなブルーにパイロットウォッチらしい計器の様な盤面、計算や換算が容易に行える回転計算尺を備える日本が誇るウォッチブランド"SEIKO"の逆輸入モデル。

カジュアルからビジネスまで幅広いシーンに対応するスタイリッシュなデザインに加え、達筆すべきはその安さ。その完成度にそぐわない1万円代で買えるパイロットウォッチとして抜群のコストパフォーマンスを誇っている。

アルキメデ パイロットクロノグラフ

f:id:hadoutaitei:20180806215643j:image

かつて大空の戦士達の為に生まれたパイロットダイヤルは、時を経てクロノグラフに進化。質実剛健な機械を生み出すドイツの時計ブランド「アルキメデ」のフラッグシップモデル「パイロットクロノグラフ」。

無駄を削ぎ落とした精悍なルックスに搭載されるのは、腕時計界の英雄にして名機と名高いスイス製"バルジュー7750"。クォーツの台頭による機械式ムーブメントの衰退を支えた歴史をシースルーバックから眺める事が出来る。

ZEPPELIN(ツェッペリン) 7680-1

f:id:hadoutaitei:20180806215705j:image

ドイツが誇る史上初の硬式飛行船"ZEPPELIN号"をモチーフに、クラシカルな航空時計を造る「ZEPPELIN」は、1987年にドイツで創業したウォッチブランド。

中でも人気なのが1900年に誕生した初代ZEPPELIN号"LZ1"の100周年を記念したLZ1シリーズ「7680-1」
丸みを帯びたダイヤルにドーム型ケース、アイボリーの文字盤などを採用し、雰囲気満点のクラシカルなデザインに仕上げている。

エアロマティック1912 A1414

f:id:hadoutaitei:20180806215738j:image

リーズナブルなミリタリーウォッチが人気のドイツの新鋭ブランド「エアロマティック1912」

中でも抜群のインパクトを誇るのが、ドイツ空軍復刻モデルを謳うA1414。46㎜の大型ケースに極太のリューズカバーが他を寄せ付けない個性的なデザインに仕上がっている。

ジン 903

f:id:hadoutaitei:20180806215757j:image

1961年にドイツ空軍パイロットであった"ヘルムート・ジン"によって生まれた計器ブランド。

ダイバーズウォッチやレーシングウォッチなど、過酷な状況下でも使用可能なモデルが多く、モデル903はパイロットやナビゲーターの為に作られた計時機器。ブライトリングの「ナビタイマー」にそっくりだが、これはかつてのクォーツショックにより操業停止に追い込まれたブライトリングの「ナビタイマー」の販売権諸々を買い取った歴史があるため。

ブライトリング クロノマット44

f:id:hadoutaitei:20180806215817j:image

1844年創業のスイス時計ブランド「ブライトリング」は、"計器"としてプロ目線の時計を造るパイロットウォッチの名門ブランド。

そのブライトリングを代表するシリーズ"クロノマット"のフラッグシップモデルが「クロノマット44」
堅牢性・耐久性・防水性・機能性を合わせ持ち、ムーブメントは完全自社製キャリバー01を搭載。70時間パワーリザーブや艶やかに煌めく44㎜ケースなど、圧倒的な完成度を誇る。

羅宇煙管の人気おすすめモデル5選!

羅宇煙管とは?

羅宇煙管とはその名の通り、「羅宇」に竹などを使用した煙管のこと。

全てが金属で作られた延べ煙管と対照的に、マイルドな喫味と素材で異なる風味が特徴。ただし、掃除の際などは繊細な扱いが要求されます。
時代劇などにも頻繁に登場する為、煙管と聞いて多くの人がイメージするのは、この羅宇煙管ではないでしょうか。

羅宇煙管の選び方

羅宇煙管を選ぶ際のポイントは「長さ」と「羅宇の材質」です。

長さはタールに影響するのでマイルドな喫味が好きな場合は長いキセルを、と言っても延べに比べると元よりマイルドな傾向にあるので、はじめての煙管であれば15cm〜20cmを試してみるのがおすすめ。

更に、羅宇煙管の場合は「羅宇」に使われる素材によっても味の変化が楽しめるので、こだわって選ぶのも楽しいポイント。素材は圧倒的に竹か木材が多いですが、高級品では黒壇を使った物などもあります。

初心者おすすめ羅宇煙管

柘製作所 助六煙管

f:id:hadoutaitei:20180801125137j:image

代表的な古典歌舞伎の演目「助六」の主人公にして、江戸の任客「花川戸助六」をモチーフにした助六煙管。
マイルドな喫味とリーズナブルな価格で人気が高く、26cmと長尺の為クールスモーキングの練習に最適な初心者におすすめの一本。公演時間が2時間〜3時間にも及ぶ"長尺"で有名な演目と掛けた粋なキセルに仕上がっている。
長さ:26cm
材質:真鍮・竹

フカシロ謹製 洋白都上石州羅宇煙管

f:id:hadoutaitei:20180801125204j:image

喫煙具メーカーとして古い歴史をもつフカシロから分解可能な羅宇キセル。焦げ茶塗りの竹製羅宇と、ニッケルシルバーで仕上げた各部のコントラストが美しい一本。パーツの結合に接着剤を使っていないため分解可能だが、公式に謳っている訳ではないので注意が必要。
長さ:6寸(約20cm)
材質:真鍮・竹

柘製作所 真鍮女持羅宇煙管

f:id:hadoutaitei:20180801125220j:image

女持(めもち)の名前の通り、女性用煙管をモチーフにした細身でスマートなフォルムが魅力の「真鍮女持羅宇煙管」。吸口や雁首は真鍮で揃え、羅宇には木目の美しい天然竹を使用。個体毎に木目が違うので、購入した時点で自分だけの一本となるのも魅力的。
喫味はマイルドでクールスモーキングにも充分な長さになっている。
長さ:21cm
材質:竹・真鍮

フカシロ謹製 六角和幸羅宇煙管

f:id:hadoutaitei:20180801125237j:image

ブラックニッケルで仕上げた金属部と、焦げ茶の竹製羅宇がクールな六角和幸。名前の通り羅宇と吸口が六角形になっているので、置いてもコロコロと転がる事がない人気の1本。癖の無いマイルドな喫味とクールスモーキングも楽しめる長さは初心者にもおすすめ。
長さ:約20cm
材質:真鍮・竹

柘製作所 花魁煙管

f:id:hadoutaitei:20180801125251j:image

かつて江戸で流行した煙管は、嗜好品というよりステータスアイテムとして親しまれていたのだそう。中でも遊女の世界では格の高い遊女ほど帯が太くなり、それに合わせて帯に刺して携帯していたキセルも長くなっていった。つまり長いキセルは格の高い遊女=花魁である事を表すアイテムだった。全長は約28cmと非常に長く、竹製羅宇を朱色でコーティング。スレンダーでどこか色気のある1本に仕上がっている。
長さ:28cm
材質:真鍮・竹

延べ煙管の人気おすすめモデル5選!

延べ煙管とは?

煙管には「延べ煙管」と「羅宇煙管」の2種類があります。
今回紹介する「延べ煙管」は、全体が金属で作られているので手入れがし易く、初心者から上級者まで幅広く人気の高い煙管です。

延べ煙管の選び方

延べ煙管を選ぶ際のポイントは主に「長さ」と「分解の不可」の2つです。

長さはクールスモーキングのし易さやタールに影響するので、マイルドな喫味が好きな場合は長めがベスト。
ただし、長すぎると持ち運びが不便になるので、ポケットに突っ込んで携帯したい場合は15cm前後を目安に選ぶのがおすすめです。

そして分解の不可は、掃除のし易さに影響します。短いものだと分解できなくても掃除は簡単ですが、長くて分解出来ないとモールが届かず掃除が面倒。
まだ欲しい煙管が決まっていない場合は、分解出来るものから選ぶのがおすすめ。

初心者おすすめ延べ煙管5選

柘製作所 真鍮豆延煙管

f:id:hadoutaitei:20180726054500j:image

コンパクトなサイズで人気を集める真鍮豆延煙管です。
ポケットに入れても邪魔にならない持ち運びに便利なサイズで、短い本体は掃除の際にも手間がかからずラクチン。一般的に15cm以上が多い煙管ですが、こちらは長さ11.5cmと非常にコンパクトになっています。
小さいので喫煙所であまり目立ちたくない方にもおすすめの一本です。
長さ:約11.5cm
材質:真鍮

銅槌目煙管

f:id:hadoutaitei:20180726054749j:image

「ちょっと高くてもいいから個性的な煙管が欲しい!」という方におすすめなのが銅槌目煙管です。ちょっと珍しい銅で出来たキセルで、酸化する事で経年変化を楽しむ事ができます。
更に表面にはデコボコとした槌目が施され、光の具合で表情を変える「焼き付け仕上げ」とマットな質感の「タンパン仕上げ」を選ぶ事ができ、ロング&ファットな迫力ある一品です。
長さ:19.5cm
素材:銅

柘製作所 黒船煙管(約5寸)

f:id:hadoutaitei:20180726054539j:image

大きな火皿と分解できる手入れのし易さが特徴的な黒船煙管は、通常の煙管に比べて火皿が大きいため、刻たばこ以外にもパイプ用のタバコ葉や、紙巻きタバコのシャグなども楽しむことが出来ます。更に全ての部品が分解可能なので手入れがし易く初心者におすすめの一本。
真鍮製の本体を鈍く輝く黒ニッケルでコーティングしているので、使い込む度に真鍮が顔を出し味わい深いビジュアルに変化して行きます。
長さ:約16cm
材質:真鍮製

飯塚煙管 純銀鍍金六寸延 

f:id:hadoutaitei:20180726054556j:image

煙管に慣れてきてちょっといい物が欲しくなってきた中級者〜上級者におすすめなのが、純銀鍍金六寸延煙管です。長さは6寸(18cm)とやや長めで、クールスモーキングを味わうのに充分なサイズ。
純銀でコーティングされた表面は使い込む度に青みがかった「焼け」が生まれ、自分だけの1本を育てる事ができます。
長さ:18cm
材質:真鍮&銀

柘製作所 小粋ブラック

f:id:hadoutaitei:20180726054607j:image

古き良きキセルの概要を受け継ぎつつ、現代風のアレンジを加えた小粋ブラックは、代表的な刻たばこ「小粋」の登場により「煙管も持ち運びやすいコンパクトなものを」と言う要望で生まれました。
ブラックとゴールドが映えるオシャレなデザインに加え、各パーツが分解出来るので掃除が非常にカンタン。価格も安いので、とりあえず煙管を試してみたいという方にもおすすめです。
長さ:12cm
材質:真鍮

ダイバーズウォッチおすすめモデル14選!【高級&安価モデル】

ダイバーズウォッチとは?

ダイバーズウォッチはその名の通り、水中での使用を想定して作られた高防水機能を備えた腕時計です。

一般的に20気圧(200m)以上のモデルを「ダイバーズウォッチ」と定義していますが、特徴的なデザインなのでリーズナブルな"ダイバーズ風"から実際の潜水作業にも耐え得るモデルまであります。

ダイバーズウォッチの特徴

逆回転防止ベゼル

f:id:hadoutaitei:20180721022800j:image

ダイバーズウォッチには「逆回転防止ベゼル」という機構が標準装備されています。※ケース周りに備えられているリング。

デザイン的にも特徴的なこのベゼルは、実際のダイビング時に酸素ボンベの残量を計測するために備わっています。その為、実際より経過時間を短く表示するとダイバーの命に関わるため、反時計回りにしか回転しない仕組みになっています。

時間を計測するという点ではクロノグラフと同じですが、視認性はベゼルがダントツ。ただし最大60分までのアバウトな経過時間しか分からないので、目的に応じて使い分けよう。

防水性能

浸水を許さない頑丈なケースが魅力的なダイバーズウォッチは、一般的に20気圧(200m)以上のモデルを指しています。

ISO(国際標準化機構)規格やJIS(日本工業規格)の定義では、国産ブランドの場合その規格に準拠したモデルのみ防水が「m」表記、その他は「BAR」「ATM」などの気圧表記となっています。

ダイバーズウォッチ人気おすすめランキング

ロレックス サブマリーナ

f:id:hadoutaitei:20180720100726j:image

ダイバーズウォッチの先駆者
世界初のダイバーズウォッチとして不動のネームバリューを誇るロレックス サブマリーナー。1953年の登場以来高い人気を誇り、このジャンルのスタンダードを作ったモデルでもあります。

古い歴史を持つサブマリーナにはアンティーク品も存在し、中でも1965年〜1975年に作られた「赤サブ」(文字盤のSUBMARINERの文字が赤いモデル)などは、マニア垂涎の一品として知られ、その他カラーバリエーション毎に「黒サブ」「青サブ」「緑サブ」となどの通称があります。

高級感と堅牢さを兼ね備えたシンプルなデザインなので、オン・オフどちらにも対応する事が出来きる優等生。
日付機能がある「デイト」と日付機能のない「ノンデイト」から選べます。

オメガ シーマスター

f:id:hadoutaitei:20180720100803j:image

あの"エージェント"も愛用
高級ブランド「オメガ」を代表するダイバーズウォッチと言えばシーマスター。サブマリーナと1、2を争う人気モデルであり、傑作スパイムービー"007"シリーズの「カジノロワイヤル」や「慰めの報酬」などで、主人公ジェームズ・ボンドが着用していた事でも有名です。

嫌味なく主張するシックなデザインは、スーツスタイルでもカジュアルスタイルでも楽しめる一本。

イノックス プロフェッショナルダイバー

f:id:hadoutaitei:20180720100922j:image

130種類の過酷な強度テストをクリアしたビクトリノックス・スイスアーミー「I.N.O.X.(イノックス)」のダイバー仕様。どんな状況下でも時を刻み続ける驚異的な耐久性能を誇り、戦車に轢かれ、炎に焼かれ、氷の中に閉じ込められても針が止まる事はなったそう。

このジャンルでは珍しい「ラフさ」を纏ったスタイリッシュなデザインと、豊富なカラーバリーエーションで人気を集めるモデルです。

ブライトリング スーパーオーシャンⅡ

f:id:hadoutaitei:20180720101214j:image

パイロットウォッチの老舗「BRITLING」が、1957年に世に送り出したダイバーズ「スーパーオーシャン」が2015年にフルモデルチェンジ。
より軽量スマートなフォルムに進化した事で装着感が向上し、カラーは深海を思わせる鮮やかなブルーと定番のブラックからチョイス出来る。
1000m防水の44㎜径と200m防水の36㎜径もラインナップ。

タグホイヤー アクアレーサー

f:id:hadoutaitei:20180720101300p:image

多彩なレーシングウォッチを展開するタグ・ホイヤーから、スタイリッシュなデザインで人気を集めるアクアレーサー。

野暮ったさを取り除いたシャープなセラミックベゼルに、煌めくシルバーをアクセントにした3針オートマチック。手作業で植えられたインデックスや横縞パターンのダイヤルなど、細部にまでクオリティにこだわった一本。

G-SHOCK フロッグマン

f:id:hadoutaitei:20180720101415j:image

もはや説明不要のタフネスウォッチ「G-SHOCK」から、過酷な環境下での使用を想定した「Master of Gシリーズ」にランナップされる防水特化モデル フロッグマン。

現行モデルではソーラー電波式となり、より正確なデジタルエコウォッチに進化。
潜水時間を計測する液晶グラフや、暗闇で腕を傾けると自動で発光するフルオートELバックライトなど、本格的なダイバーズ機能を備えています。

SEIKO ブラックボーイ(SKX007KC)

f:id:hadoutaitei:20180723140101j:image

1万円代で手に入るコスパ最強ダイバーズ
コスパ最強と名高いSEIKOの逆輸入モデルから、海外では「ブラックボーイ」の愛称で大人気のSKX007KC。
特徴はなんと言っても驚きの安さとクオリティ。1万円代で手に入る非常にリーズナブルな価格でありながら、安っぽさを感じさせないダイバーズ然とした屈強なスタイル。しかも見た目だけではなくしっかりと200m防水を備えている為、実用性も充分。予算控えめでダイバーズを探してる方におすすめです。

ブランパン フィフティファゾムス

f:id:hadoutaitei:20180720101826p:image

元祖ダイバーズウォッチとしてサブマリーナと双璧を成すフィフティファゾムスは、同時期に登場したサブマリーナと同じく、ダイバーズの方向性を確固たるものとしたモデルです。
中でもオリジナルモデルはこのジャンルの原型を作ったとも評され、その遺伝子を受け継ぐフィフティファゾムスはマニア憧れの腕時計。

コヴァー スポーツダイバー

f:id:hadoutaitei:20180720101918j:image

フォーマルにも使える上品なデザイン
ダイバーズウォッチに、上品でエレガントなドレス感をプラスしたスイスブランド「COVER」のスポーツダイバー。
スーツスタイルにピッタリなデザインに、しっかりと200m防水を備えています。更に価格も比較的安く「デザイン」「性能」「コスパ」と、三拍子揃った腕時計です。

ベル&ロス BR03-92 ダイバー

f:id:hadoutaitei:20180720102014j:image

1991年に創業し、比較的新しいブランドとなる「ベル&ロス」は、フランスに本社を置き、時計は全てスイス製。

角型ケースが物語る様に、そもそもパイロットウォッチであったBR03に、逆回転防止ベゼルとリューズガードを装備したBR03-92は、シリーズ初のダイバーズ。
サファリクリスタルを厚くし、ねじ込みリューズして300m防水を実現。角型ケースと丸型ベゼルの組み合わせが映える個性的な一本。

ジン UX EZM2B

f:id:hadoutaitei:20180720102112j:image

パイロットであった創業者の経験を活かし、ミリタリーウォッチなどを展開してきたドイツブランド「ジン特殊時計会社」

プロ仕様のスペックで知られるジンのダイバーズウォッチは、ドイツの潜水艦"Uボート"と同素材のスチールを使用し、非常な程の表面硬度と500気圧もの凄まじい水圧に耐える事が出来る本物のタフウォッチに仕上がっています。

IWC アクアタイマー

f:id:hadoutaitei:20180720102213j:image

ハイクオリティ&ハイデザインとしての知名度を誇るスイスの時計会社「IWC」のダイバーズウォッチです。
このジャンルでは珍しく小ぶりな42㎜径仕様。防水性能は120mから300mに高まり、ダイビングの安全性が飛躍的に上昇。スタイリッシュなシルバーカラーで、どんな服装とも似合うエレガントなデザインになっています。

エドックス クロノオフショア1

f:id:hadoutaitei:20180720102358j:image

1884年にスイスで創業した時計ブランド「エドックス」がおくるクォーツ・ダイバーズ。クロノグラフにして500m防水を実現し、プロの飽和潜水にも対応するヘリウム排出バルブを装備。スポーティーかつラグジュアリーなケースはネイビーとブラックから選べる。

CASIO ANALOG MRW-200H-1BV

f:id:hadoutaitei:20180720102518j:image

突き抜けたチープさと、驚異的な安さで人気を集めるカシオの逆輸入モデル。
防水性能は100mと必要最低限に留まっていますが「時間の確認」という本来の目的達成には充分。
つけてる事を忘れる様な軽さと、小ぶりでチープなデザイン。更に2000円代という驚異的な安さを誇ります。

【ドレス系?スポーツ系?】デザインで選ぶ腕時計の種類と特徴!

腕時計には大きく分けて2タイプ

f:id:hadoutaitei:20180711211135j:image

ブランドやムーブメントなど様々な要素がありますが、結局のところ腕時計を選ぶ際に重要になって来るのがデザインではないでしょうか。

ゴツいのが好き」「クラシカルなのが良い

ボンヤリと好みのデザインがあると思いますが、しっかりと「腕時計のタイプ」を理解する事で自ずとイメージが固まって来るはず。

スポーツウォッチ

f:id:hadoutaitei:20180711211349j:image

軍用時計をルーツに持つスポーツウォッチは頑丈な作りと防水性、瞬時に時刻を確認できる視認性の高さに特化してきたタイプ。

近年ではビジネスシーンからレジャーまで、幅広い用途に対応したモデルが増えているので、初心者が迷ったらスポーツ系ウォッチがおすすめ。

スポーツウォッチの特徴

軍用時計から進化してきたスポーツウォッチの特徴として、まず「作りが頑丈」であることが挙げられる。
内部機構(ムーブメント)を守る為に与えられた分厚いケースは、落下などの衝撃にも耐えるタフネスさを備えている。しかしムーブメントを襲うのは衝撃だけではない。

近年では「防水性能」を備えている事が一般的なスポーツウォッチの前提条件となっており、時計の天敵である水から内部機構を守ってくれるので安心して使用できる。

更にスポーツウォッチ最大の特徴は「デザインが豊富」であること。
軍用時計をルーツに持つスポーツウォッチだが、一言に軍用と言っても陸・海・空で進化の仕方は全く違う。様々な用途に特化した結果、幅広いジャンルが存在する事となり、多彩なデザインから時計選びを楽しめる。

ドレスウォッチ

f:id:hadoutaitei:20180711211234j:image

女性用の宝飾時計を起源とするドレスウォッチは300年を超える歴史と伝統的なデザインを受け継ぎ、時代に左右されない美しさが魅力的。

クラシカルなそのデザインは男女問わず人気があり、ビジネスシーンやフォーマルな服装にピッタリの時計。

ドレスウォッチの特徴

分厚く頑丈なスポーツウォッチに対して、ドレスウォッチは小ぶりなケースの「スマートなフォルム」が特徴的。

針の形状や緻密な装飾など、伝統的な腕時計の概要を受け継ぐ「クラシカルなデザイン」は、美しくそして色気のあるアダルトな雰囲気を醸し出し「ビジネススーツやフォーマルウェアとも相性抜群」

ケースサイズも日本人の腕にピッタリとされる38㎜が多くラインナップされている。

スポーツウォッチの種類

ダイバーズウォッチ

f:id:hadoutaitei:20180711204017j:image

凄まじい水圧に耐えるタフネスウォッチの代名詞

名前の通り水中での着用を想定したダイバーズウォッチには、気密性の高い屈強なケースが与えられ、高い防水性能を確保している。

古くより時計の天敵である「水」に対抗する為、様々な防水機能を施した時計が作られてきたが、中でも「ダイバーズ」の確固たる地位を確立したのは、第二次世界大戦において「パネライ」が「ロレックス」協力のもとイタリア海軍特殊潜水部隊に納入した防水腕時計が有名。

一般的にダイバーズと言うと20気圧(200m)以上のモデルを指すが、簡易防水を施すに留まった「ダイバーズ風」のモデルも多い。

レーシングウォッチ

f:id:hadoutaitei:20180711205443j:image

サーキットから生まれたデザインと機構

最速を競うモータースポーツにおいて、正確なタイム計測は必須の機能。
その為、時間を計測できるクロノグラフ機構や平均時速を算出できるタキメータースケールを備えるモデルが多くラインナップしている。

また、常に"タイム"と隣り合わせのモータースポーツと時計ブランドがパートナーとなるのは必然的なものだった為、スピード感を表現したスタイリッシュなデザインや、車やバイクメーカーとコラボしたウォッチも多く存在している。

パイロットウォッチ

f:id:hadoutaitei:20180711204729j:image

大空での視認性を追求した機能美

現在の航空機はコンピューターがパイロットを支援してくれるが、かつてはその全てがパイロットに委ねられていた。
高高度を飛行するパイロット達にとって、自身の位置の割り出しや燃費計算などに腕時計は必須の装備。
しかしそれも視認出来なければ、あってない様なもの。

風防には無反射コーティングを施して地上では想像できない強烈な太陽下でも高い視認性を確保。
更にインパクト抜群の大型ケースにはグローブを装着したままでも操作できるオニオンリューズを配するなど、機能美に溢れたデザインが魅力的。

ミリタリーウォッチ

f:id:hadoutaitei:20180711204749j:image

戦場で証明されたタフネスウォッチ

戦場で使われるガジェットは全て合理性で出来ている。腕時計に求められるものは時刻を確認する事であり、それを如何なる状況下でも実現するするには、無駄を排して機能性だけを追求しなければならない。
ジャングルや砂漠などの、過酷な戦場で磨かれたミリタリーウォッチは究極的な実用性のみに特化しており、堅牢性・視認性・防水性の全てを備えている。

近年ではそれらに裏付けられた無骨なデザインも伴い、人気が急上昇。
兵士への大量供給を想定しているため、低コストで生産されたリーズナブルなモデルも多くラインナップされている。

アウトドアウォッチ

f:id:hadoutaitei:20180711204822j:image

キャンプやトレッキングなど屋外レジャーに最適

暗闇でも時刻を確認しやすいライトや強力な夜行を備えたモデルに、方位や気圧などを計測できるセンサー付きモデルなど、近年流行している登山やキャンプ、自転車などのアウトドアに最適な時計。
このタイプのほとんどが耐衝撃性や防水性に優れており、ファッション性も高いため日常でも使いやすい。
カシオのG-SHOCKやプロトレックに代表されるクォーツ式がメイン。

ドレスウォッチの種類

カジュアルウォッチ

f:id:hadoutaitei:20180711204837j:image

ファッショナブルなデザインとリーズナブルな価格

ポップな配色やリーズナブルなプラスチック素材を採用したデザインウォッチが多くラインナップ。
その時々の流行に合わせ姿を変えるファッションアイテムとしての側面が強く、機械式よりもクォーツ式がメイン。そのため価格帯も他タイプに比べて低めになっており、使用シーンやファッションに合わせて何本かコレクションしてみるのも楽しい。

ドレスポウォッチ

f:id:hadoutaitei:20180711205204j:image

ドレスとスポーツの良いとこ取り

上品なデザインでありながら、スポーツウォッチのスペックも兼ね備えるドレス&スポーツウォッチ(通称ドレスポ)。オン・オフを問わず、1本あれば様々なシーンに対応する使い勝手の良さが魅力的で、グランドセイコーやオーデマ ピゲなどハイブランドで人気が高いのもこのドレスポ。スポーティーかつラグジュアリーな雰囲気漂う人気の高いジャンル。

フォーマルウォッチ

f:id:hadoutaitei:20180711205214j:image

古典的で上品な定番デザイン

もっともドレスウォッチらしいクラシカルなデザインが特徴的なフォーマルウォッチ。ジャケットスタイルから正装にも対応する上品なフォルムで、まさに「大人の腕時計」と言った雰囲気。因みに腕時計で言うところのフォーマルとは、「ホワイトorシルバーのダイヤルで針は2針か3針、薄型ケースとレザーストラップ」が条件となっている。

【何が違うの?】クォーツ式と機械式!腕時計のムーブメントの種類

ムーブメントとは?

f:id:hadoutaitei:20180707040048j:image

腕時計には大きく分けて2種類あります。
ゼンマイを動力とする「機械式」と、電池やバッテリーなどの電気仕掛けで時を刻む「クォーツ式」です。

機械式時計は、何百年も前から受け継がれてきた工芸品とも言える側面を持ち、クォーツ式は科学の進歩によって生み出された工業品とも言える時計。

クォーツ式は抜群の精度と扱い易さを誇り、ほとんどメンテナンスフリーで動き続けることが出来ます(寿命はあります)

一方機械式はメンテナンスや修理を怠らなければ末永く使い続けることが可能で、シースルーバック仕様であれば美しい機械の動きを楽しめます。

この2つを合理性から見たとき、「時を刻む道具」として優れているのはクォーツ式であり、それ以外の要素も楽しめる趣味性の高い時計が機械式となっています。

そして近年では、そのいいとこ取りを実現した「スプリングドライブ」と呼ばれる方式も登場しました。

機械式時計

f:id:hadoutaitei:20180707035549j:image

小さな盤面に人の叡智を詰め込んだ、機械だけで時を刻む時計。

電気を一切使わずに動く機械式時計は、ゼンマイが元に戻ろうとする力を利用して小さなパーツ達が動き出し、その動力で1秒が刻まれる、全てが機械部品だけで構成された時計です。

熟練職人が仕上げた機械式時計は美術品の様に美しく、高級なものはステータスアイテムとしても人気があります。

オーバーホールなどを繰り返す事で末永く使える一方、修理やメンテナンスを怠るとその動きを止めてしまいます。
クォーツ式に比べ「手間のかかる」時計ですが、それもまた深みにハマると楽しいポイントであり、まるでペットを飼っているかの様な感覚に陥ります。

機械式の仕組み

f:id:hadoutaitei:20180707035805j:image
ゼンマイに蓄えられた動力が、2番・3番・4番車という歯車(輪列機構)を経て、その力を小刻みに放出するガンギ車やアンクルなどの脱進機、時間のコントロールを行うテンプ(調速機)へ伝えられます。

この仕組みは手巻き・自動巻き共通で、自動巻きはその上に、自動巻き機構とローターが追加搭載されています。

ゼンマイ→輪列機構→脱進機→調速機へと力が伝わる。

ガンギ車

テンプからの規則正しい動きを秒針・分針・時針が付いた歯車に伝える。

テンプ

ガンギ車を経て時・分・秒の各歯車をコントロールする重要な部品。1秒間に8回の規則正しい往復運動で精度を司る。

ローター

時計を振ったり動かす事で回転する自動巻き固有の部品。扇型の特徴的なビジュアルで、回転時の力を利用しゼンマイを巻き上げている。

クォーツ式時計

f:id:hadoutaitei:20180707035514j:image

水晶と共に時を刻む現代時計

クォーツとはそもそも何かと言うと「水晶振動子」というパーツを指します。
ゼンマイの代わりに電池や光を動力源とし、水晶振動子(クォーツ)を高速で振動させ針を動かしています。

このクォーツの精度は抜群で、誤差が生じても月に15秒〜30秒程度。電波ウォッチやGPS時計なら10万年に1秒の誤差と言われています。

更に機械式に比べ部品点数が少なく、大量生産できるので価格もリーズナブル。衝撃耐性にも優れ、メンテナンスも簡単です。

しかし、電子回路が寿命を迎えると交換が必要となり、この時モデルが廃盤になっていたり部品の生産が終了していると正規ルートでは打つ手なし。
一生モノになるかどうかはメーカー次第となっています。

クォーツ式の仕組み

f:id:hadoutaitei:20180707035657j:image

ゼンマイの代わりに電気や光エネルギーを動力源として、水晶振動子とICで正確に時間をカウント、ステップモーターで時分と秒針を動かすのがクォーツ式の原理です。

電気→水晶振動子・IC→ステップモーターの順に力を伝える

水晶振動子(クォーツ)

電圧を加える事で1秒間に3万2768回の振動を行うクォーツは、機械式でいうとテンプに相当します。半永久的に振動すると謳われるものの、経年劣化により必ず寿命は訪れます。

IC

クォーツの振動を感知しカウントする電子回路。振動を高周波の電気信号に変換してステップモーターに流している。

ステップモーター(駆動コイル)

ICからの電気信号を感知して磁力を発生させる。その力で秒針・分針・時針に繋がるローターを回転させる。

スプリングドライブ式

f:id:hadoutaitei:20180707040547p:image

セイコー独自開発の「第3の機構」

クォーツ式と同等の精度と機械式と同じゼンマイ駆動をあわせ持つSEIKO独自開発のハイブリッドウォッチ。ゼンマイの動力を電力に変換して水晶振動子が揺れ出すという構造原理。しかも自動巻きと手巻き式がラインナップされていて、精度と趣味性どちらも得る事が出来る!ただし機械式独特の"チチチチ…"といった駆動音は聞こえない。

機械式時計の種類

自動巻き

過去の最先端も今ではスタンダードに

ローターと呼ばれる半円形の部品が腕の動きによって回転し、ゼンマイを巻き上げる自動巻き方式です。名前からは手間を感じさせませんが、着用しないと止まってしまうため「めんどくささ」は充分。別途ワインディングマシーンなどを用意すれば、手巻きに比べ敷居は低いです。

手巻き

リューズを指で回してゼンマイを巻き上げる手動式の腕時計です。
自動巻きが普及する1950年代以前まで、時計と言えばこの手巻きが主流でした。(懐中時計なども手巻き)

自動巻きの特徴であるローターを必要としないため、機械の動きが見えやすく、薄くて美しいフォルムの時計になります。
エサを与えるが如く毎日ゼンマイを巻き上げる必要があり、更にこの巻き上げ方がゼンマイの寿命に関わるなど、敷居が高く、そして趣味性も高い方式です。

クォーツ式時計の種類

電池

クォーツ式で一般的なのがこのボタン電池による駆動方式です。
圧倒的な精度と機能性を両立し、大量生産が可能なためコストパフォーマンスも抜群。数年に一度の電池交換で動き続けるのでほとんどメンテナンスフリーに近いです。

ソーラー

太陽や蛍光灯の光で駆動するエコウォッチ。
最大の特徴はやはり電池交換を必要としない事で、5分も直射日光を浴びれば一日分の動力を蓄えられます。
技術の進化によりソーラーパネルも目立たなくなり、近年はGPSや電波ソーラーを採用したモデルも増加。最新技術を駆使したハイスペックウォッチを楽しみたい人に向いています。

【煙管の掃除】羅宇と延べで違う掃除の仕方!手入れの頻度や必要な物

煙管を掃除する頻度は?

日常的な掃除

f:id:hadoutaitei:20180702163255j:image

まずは日常的に行う必要がある「一服後の火皿の掃除」です。

一服後の火皿には、灰になった葉っぱの燃えカスが残っているので、そのまま次のタバコ葉を詰めると、汚れが押し込まれて詰まりの原因となってしまいます。

この灰などは、使い終わったマッチや丸めたティッシュを使って日常的に掃除しましょう!
冷えてくるとヤニが固まってしまうので、吸った直後の熱いうちにやるのがおすすめです。

ライターを使っていてマッチを持っていない場合は、「キセルの友」を持っておくと便利。ニードル部分で火皿を掃除する事ができます。

月に1、2回の本格清掃

ここからが本題の「頻度」のお話ですが、これは吸う量によって各々タイミングが掴めてくると思います。

というのも、キセルを掃除しないでいると徐々にこんな症状が↓

吸い難くなる(ヤニが詰まる)
吸うと口が渇く(タールが濃くなってる)

これを感じてきたら清掃のサイン!
要は掃除のタイミングは「美味しくなくなってきたら」です。

月に1、2回しっかり掃除していれば充分ですね。

煙管の掃除に必要なもの

無水エタノール

f:id:hadoutaitei:20180702155553j:image

無水エタノールは様々な汚れを洗い落とせる定番お掃除用品です。中でもヤニ汚れに強烈な効果があり、喫煙具のお手入れには必需品となっています。
羅宇煙管などは水分を苦手とするので購入時の注意点としては、必ず「無水」を選びましょう。
消耗品としてはちょっと高めに思えるかもしれませんが、一本あれば半年以上もつのでコスパは良好です。

煙管専用モール

f:id:hadoutaitei:20180702155436j:image

図工の時間でお世話になったあのモールと同様、細長い針金に毛が生えた様な構造ですが使い易さは全く別物。
パイプやキセルなどの細い煙道を掃除するためのグッズで、これにエタノールなどを浸して掃除をします。
余談ですが、こちらもコスパが高く20本入りをすぐ無くなるだろうと見越して3年前に5袋買ったところ、いまだ2袋しか消費してません。結構もつので買いすぎ注意です。

延べキセルの掃除

エタノールorアルコールに漬ける

金属で出来た延べキセルでは、水を使ってジャブジャブ洗えるという大きな利点があります。
その中でもポピュラーなのが、「無水エタノール」や「アルコール」にどぶ漬してしまうやり方です。

キッチンパックなどを使うと少ない量で漬けられるので、エタノールの消費量を抑えられます。

というわけで、まずはキセルをパックに入れ、続いてエタノールorアルコールを注ぎ込みます。

すると間髪入れずにヤニが溶け出すので、お好みで10分でも1日でも漬けてください。個人的には大体20〜30分漬ければ充分。
f:id:hadoutaitei:20180702155808j:image

次に、掃除用のモールでゴシゴシ洗います。
100均のモールでも良いんですが、毛の部分がホロホロ取れてしまうのでおすすめしません。

2、3回なら洗って再利用する事も出来るので、惜しまずパイプ用またはキセル専用のお掃除モールをおすすめします。

モールには中性洗剤をつけるなり、エタノールをつけるなりしてキセルに押し込みます!折り曲げるとやり易いです。

すると2週間前に洗ったにも関わらず真っ黒のヤニがごっそり出てきます
f:id:hadoutaitei:20180702160029j:image

同じ要領で各パーツを洗っていき、あとは乾くのを待つだけ。ピカピカになりました。

お湯(熱湯)で煮る

延べキセルのみに許されたもう1つのやり方として、鍋などで煮てしまうという掃除方法があります。

得られる効果はエタノール漬けと大差はありませんが、こちらはモールを浸す分だけのエタノールで済むので消費量を抑えられます。

やり方はもうそのまま
鍋に湯を沸かしてキセルを煮るだけ
f:id:hadoutaitei:20180702161119j:image

あとは上記と同じ要領でモールにエタノールをつけながら洗います。
最後に中性洗剤で洗うと気持ちがいいです。

羅宇煙管の掃除

モールを使って日常的に

水分に晒せない羅宇煙管をどの様に洗うかと言うと、モールに無水エタノールを浸して地道にゴシゴシするのみです。

掃除の際は吸い口からモールを入れて行き、火皿から引っ張り出すのがおすすめです。

f:id:hadoutaitei:20180702161933j:image
反対だと火皿や羅宇のヤニが吸い口側に押し込まれ、これが残った状態で吸うと強烈に苦いです。

羅宇煙管は分解出来ないものが多いので、小まめに掃除しましょう。
週に1回はエタノールを付けずにモールで洗い、月に2回はエタノールを使ってしっかりと掃除するのがおすすめです。

煙管の掃除 まとめ

キセルの掃除は日常的な火皿の掃除と、月に1〜2回の本格清掃。

掃除に必要なものは
・無水エタノール
・掃除用モール

延べキセルの場合はエタノールにどぶ漬けor熱湯で煮る。
羅宇キセルは小まめにモールで掃除しながら、時折エタノールを付けたモールでしっかり洗いがおすすめ。

綺麗に洗って美味しいキセルライフを